1.SOSが出せる力
2.自分のことは自分でやってみる力
3.今、何をするのかに気づく力
4.聴く力
5.書く力
6.自己表現力
を紹介しました。
就学前に身につけたい6つの力【紹介編】 - シンプル子育てのリアル
引き続き、
今回は【身につけ方】を紹介します。
1.SOSが出せる力
いつ身につく?
→0歳〜。特に「イヤイヤ期。」と言われる時期。
どうやって身につく?
→一見、マイナスに見えることもすべて受け止める。サポートが必ずあることを知らせる。
泣いているとき「ママを呼んでくれたの?ありがとう。ちゃんと呼べたね」。(乳児期)
「イヤなんだね。○○(子の名前)ちゃんの思うとおりにやってごらん。」(未就園児)
「あとから、ママがなんとか手伝うこともできるから、自分でやれるだけやってごらん」(就園してから)
2.自分のことは自分でやってみる力
いつ身につく?
→①0歳〜②3歳〜
どうやって身につく?
→①自分からやってること、自分からやろうとしていることを止めない。
(※危険なことは「これは『危ない』なんだ。ごめんね。」と言って、止める。または一緒に取り組んで危険がないようにする。)
→②園や習い事、旅行の準備を自分でさせる
3歳…親が準備物を目の前に全部ならべる。子どもが準備物をバッグに入れる。水筒をつくる。(フタは一緒に閉めた方がいい(^◇^;))
4〜5歳…準備物の場所を知らせる。場所には準備物以外のものが入らないように気をつける。子どもが準備物をバッグに入れる。水筒もつくる。(フタは確認した方がいい(^◇^;))
※時間がかかっても、親は待つことをがんばる。1年たったら確実に速くなる。「おお!自分で準備し始めてすごい!」「自分でできたね!」「早くなってきたね!」と声をかける。
3.今、何をするのかに気づく力
いつ身につく?
→0歳〜
どうやって身につく?
→時間を意識させる環境づくり。テレビラジオの番組や携帯のアラーム、CDなどを利用する。
→図書館などの読み聞かせに参加。母親でない大人から静かに聴く時間、機会をつくる。「今、みんなで聴く時間なんだよ。終わったら一緒に話そうね。」と終わりの時間を伝える。
「みんなで上手に聴けたね」と過ごし方をほめる。
4.聴く力
いつ身につく?
→0歳〜
どうやって身につく?
→子どもが興味がある話をする。子どもがうれしがる歌を歌う。(私の作詞作曲・可愛い子の歌がオススメ笑)聴きたくなる環境をつくる。
「そんなに一生懸命聴いてくれて、うれしいな」と伝える。
→「今日の給食おいしかったんだろうな」とつぶやくと、園での過ごしたことを話し出す。話し出さなくてもOKとする。
少しでも話してくれたことで「友達や先生の話をよく聴いているんだねー!」と感心すると、もっと聴くようになる。
→「(エピソードに対して)へぇーママは今それを聞いて△△と思ったよ!あなたはどう思った?」と話す。
初めは「私も△△!」と同じ答えでもOK。「話の内容に対して、私はこう考える」という習慣が身につく。
→イベントに出かけて、他の大人の話を聴く機会をつくる。帰宅して「△△とおっしゃってたね」と話をふってみると、いろいろと返事がある。イベントに出かけたことをフィードバックしてみると「○○(子の名前)は聴く力が高いねー!」と伝えられる。
5.書く力
いつ身につく?
→1歳〜
どうやって身につく?
→未就園児は筆圧が低くてもハッキリと描けるクレヨンやペン。年中くらいからエンピツ。カレンダーの裏、段ボールなどいろいろなものに描かせて、筆圧の違いを楽しませる。消しゴムを使う活動は年長くらいでOK。書く・描く=楽しいことを味わせる。
→
・年中…じょうぎを使わせる。線だけなく、○△□などの図形も。なぞりもだんだん上手くなる時期。なぞり=よく見て、エンピツを運ぶという基本。
・年長…図形描写をすると、よく見て書く力が養われる。「どこに何が描いているか」をよく見る=ひらがなのバランスが整ってくるようになる。黒板の文字をノートに写すことができるようになる。
※読み書きに興味がなかった7歳の幼児期。ほぼ文字はさせていませんでした。1年生になってから興味や意欲が急にアップしたので、ちょっと教えていると、勝手にどんどん上手くなりました。その子自身の「今の興味」を見極めることが大事。現在は漢字を知り、書くことがブームみたい(^◇^;)
6.自己表現力
①たずねられたことに正しく答える力
②自分の気持ちが誤解されないように行動する力
いつ身につく?
→①年中〜年長 ②0歳〜
どうやって身につく?
→
①正対していない場合、再度問いかける。「今ママは△△と聞いたんだよ?もう一回言うね。〜?」と問い、内容をとらえさせる。
なぞなぞをする。
②
○言い換えの言葉を知らせる。(1歳〜)
「『○○してちょうだい』って言ってごらん」
「イヤでなく『○○したいよ』と言ってごらん」
「今の言葉を、落ち着いて言ってごらん(言い方の問題)。」「ほら、とっても良く聞こえるよ(^_^)」
○言葉の選び方
良い/悪い雰囲気を感じ取らせる(3歳〜)
「ママが『ピアノうるさいよ!』と言うとイヤな気持ちになるでしょう?『ピアノ音が大きいよ』の方がいいでしょう?」
「その言葉をママもつかうよ?良いの?」「あなたがイヤに感じるのだったら、多分周りの人もイヤだよ。使わない方がいいと思うよ。」
言葉と感情のつながりが理解できるようになる。
絵本をたくさん読み聞かせておくと、言語表現が豊かになるのでオススメ。(本の内容はよく吟味してください)
最後に…
目安として「○歳」と書かせていただいていますが、その子に合う年齢が必ずやってきますので気にされないでください(^_^)。
子どもに何かさせる!というよりも、自分の方が言動に気をつけるようになりました(^◇^;)
結局、私の在り方。生き方。
日頃のことをLINEで綴っています(^_^)