「大丈夫だよ」も子どもを安心させる声かけとして有効です。
ですが、
「いつもいつも『大丈夫よ』ばかりでいいのかな?
子どもは怖がっているのに…。」
と相談してきたお母さんがいました。
北海道胆振東部地震のときは、
2ヶ月ほど余震が続いたので、
ビクビクして過ごしました。
(今でもたまに「揺れる?」と思うほどです)
私の答えはこうです。
「私も『大丈夫よ』と言います。
そして、
『今、サッとママのところに来れたね。
今の動き、上手だったよ。それで良いのよ。』
と適確に行動できたことも褒めます。」
つまり
①安心させる
②+適確な行動ができたことを伝える
まで言葉で伝え、
非常時でも子どもに自信をつけさせるように
心がけています。
現在のコロナの休校休園生活であれば、
「マスクをきちんとつけたね、大事なことだもんね」
「帰って1番にすることは何だっけ?(手洗い!)良くおぼえていたね」
「エレベーターのボタンの押しかたが上手になったね。」
「咳はどうやってやるんだっけ?そうそう、周りの人に優しい方法だよね」
など
この生活の中でできるようになったことを
褒めています。
※コロナでなくても役に立つスキルですからね。
先が見えない不安に対しても、
子どもに「自分はできている(^ ^)」と
希望をもたせたいので、
適切な行動ができていることを
褒めることも有効です。
当たり前のことを当たり前にできることを
しっかり褒める