「首都直下型地震が来たら、帰れないよ」
と関東に来てから、夫に言われました。
マキさんの講座では、
「モノを減らすと減災になります。
モノが減ったスペースに水を置いています。
私は4人家族なので8ケース置いています。」
ということを聞きました。
よって、今、私の家には、
4ケースの水があります。
夫は、徒歩で帰宅できる距離に
勤務していたけれども、
今回は通勤時間2時間弱。
とても徒歩では帰宅できそうにありません。
私1人で子ども3人を守る準備が必要です。
72時間=3日間の備えが必要。
でも、逆に言えば、3日間、
自分でなんとか持ちこたえれば、
助かる率が高くなるのですよね?
だから、北海道のときも
「3日間」が私のキーワードでした。
(結局、わが家の停電は丸一日だけでしたが)
偶然、満タンだった車のガソリン。
偶然、持っていた現金。
偶然、ドラッグストアで働いている友達がいて、早めに開店していることを知ることができたこと。
すべて偶然だったのだけれど、
これらを当然にしておくことが
防災対策なのだと感じました。
・ガソリンは半分になったら満タンにする。
・現金を持ち歩くように心がける。
・近くの友達とのLINEグループがある。
というところです。
また、
環境に良い とされていることも、
災害時にはとても強いと感じました。
例えば、洗剤。
食用の重曹を使っていれば、
すすぎの水が少ないとき、
たとえ少し残っていても大丈夫。
重曹は、洗濯にも食器にも使えます。
それから、
手絞りが簡単な手ぬぐい。
9/6はとても良い天気だったので、
停電により洗濯機の脱水が使えなくても、
すぐに良く乾き、助かりました。
冷蔵庫の中は、腐る心配のものは1つもなく、
野菜の重ね煮を食べるだけ。
ほぼほぼ、何も困ることはありませんでした。
5.3.0歳の子どもたちもいつもと変わらずに
家で遊んで過ごしていました。
(ただ3歳は夜「なんで電気がつかないの?!」と言っていましたが💦)
それでも、
寝る部屋の危険度をさらに見直し、
家具をほかの部屋に移動させ、
安全な場所づくりに努めました。
安全な場所づくりによって、
モノの断捨離がさらに進みました。
デマも出回りましたが、
やはり信じてしまう人もいました
ホームページなどを
調べればわかることなのにね。
まったく違う地域に住む信頼のおける友達に
「デマをなんで信じちゃうんだろうね」と
話すと、
「普段からそういう人なんじゃない?」と
返され、妙に納得してしまいました。
今でも、印象に残っていることは、
朝活4:30〜5:30で通っていた
馴染みのファミマの店長さんに
地震当日の昼にお会いしたとき、
お互いに「大丈夫でしたか?!」と
声をかけ合ってお話しできたことです。
福岡出身で親戚も誰もいない私にとっては、
とても心強いことでした。
人とのつながりも心の大きな支えですね。
【まとめ】
①万が一の偶然を当然にできるように、習慣化したり、準備できたりすることがある。
②環境に優しいことは、災害時には強い。
③日頃から周りの人とのコミュニケーションが円滑だと、災害時に不安にならない。
自然には逆らえない
ただただ日々を大事に生きていくだけ