無題

よろしくお願いします。

第34回演奏会の感想

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第1部…今回は初めて1stの席に座らせてもらいました。練習の初めの方は「私が1st席なんて…」とすごく恐れ多い気持ちが大きかったのですが、だんだん慣れてきたのか、1st席で1stトロンボーンの横で吹くことがとても楽しくなってきました。

(それは1stトロンボーンの方が上手いからという理由もある)

 

曲それぞれを吹いた所感。

 

◯アルヴァマー…1st。吹くチャンスがあって本当に良かった!中学生の頃の悔しい私が救われた。トランペットをここまで頑張ってこれて良かったと継続したことを自分で褒めてあげたい曲となりました。継続力だけはある私。勢い感とゆったりした美しさの両方を楽しんで吹けました。

 

◯エアーズ…2nd。あまり好きでなかったけれど、最後の方にまぁ好きになりました。1stは吹かなくていいな。

 

ガリバー…1st。本番もとっても楽しかった!シンプルでテンションが上がる曲。作曲者アッペルモントの曲をまた吹きたい。


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第2部…初めてのビッグバンド!初めてのジャス!

練習に参加した頃は無理だなと思っていたけれど、やっと演奏会直前に、急に吹けるようになってきました。

だから今回チャレンジできて本当に良かった!

 

A trainのM先輩がかっこよかった!

イパネマの娘もmistyも楽しい

CHICKENはテンションが上がる!

最後のsing sing singは最高!

(追いついてないけど)

 

全て4thトランペットで良かった!

良い休憩になりました。(休憩なのだろうか?)

 

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第3部…私みたいな紫色は私だけだった。明るいシャツ=明度か彩度なのかわかりにくい(笑)。でも紫色を褒められたので、うれしい。

 

新宝島…3rd。邦楽ポップス。特に思い入れはない(笑)。この曲だけが3rdで、他は全部1stと2nd!!私、がんばったよね?(笑)

 

◯ベイブリーズ…2nd。1st2人がまさかのエアsoli(笑)するなら、私が1stsoliを吹きたかった。メロディではない2ndを暗譜するのは面倒でした。最後のcodaからがかなりしんどかった。2nd1人だから逃げられない。でも真島先生の爽やかな曲が吹けて良かった。

 

◯スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス…2nd。ラクに楽しく吹けた曲。序盤のsoliも楽しかったし、先輩のターンもかっこよかった!この曲はなんでトランペットソロはないんだろう。

 

◯宝島…1st。久々の大好きな宝島!このチャンスに吹けて本当にうれしい!!好き過ぎて、はりきって吹いた。初めからHigh Cは先輩に任せて、今回はダルセーニョ(S)の戻ったメロディに命を賭けて吹きました。結局、音を外したけど(笑)。外したけど、入って良かった。本番のテンポがめちゃくちゃ速い!と序盤から思っていた。でも速い方が苦しくない。実はsoliに入る小節に遅れた。立つタイミングも遅れた。

 

 

それから、アンコール!

上海ブラスでは初めてのソロも

吹かせていただきました。

 

◯未来へ…1st。練習の方が上手かったかも。でも、たくさんのお客さんの前でsoloを吹くことはやっぱり気持ちが良い!簡単なソロなので、とっても気楽!それでも曲(歌詞)の雰囲気に合わせて「今在る自分への葛藤と未来への熱望」の気持ちを4小節のメロディに込めて吹きました。

練習中に「『未来へ』って感じがするね」と褒められたことが1番良い思い出です。

 

◯ティコティコ…2nd。この曲は高いけれど簡単。直前まで1stを練習していたので、1stのままいきたかったな。でも2ndでも特に問題なし。最後なので思い切り吹きました。勢いだけで吹いてしまったけど、音は汚く吹いていません。

 


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今後、もっと丁寧に吹いていきたいと思う。休符や付点があると、どうしても曖昧で大雑把な吹き方になる。理解しているのにできないということは理論より感情で吹いてしまっているのだと思う。

今回1stの席で、Tbの隣で吹かせてもらったことで、Tbの友達の拍に合わせて落ち着いて吹く感覚を教わることができたことがとても良かったので、練習に活かしていきたい。

そういえばトランペットの人で落ちついてbackingを吹いている人をあまり見たことないな。

 

私の演奏技術としては、前回同様ものすごく上がった気がするので、(気がするだけかも。元々ここまで吹くことができていたのかも。)

今後はどういう目標を立ててよいかわからない。

新しい曲に出会って、困難に面してから考える。

 

パーカッションの先輩に「もっと吹いていいよ!周りが消えるくらい吹いていいよ、『(私の名前)ちゃんは音楽性が高いね』と〇〇さんとも話したんだよ」と本番前に言われたことがとてもうれしかった。

部活の指導者に「おまえ、センスがない」と言われた高校時代だったけど、私の場合は時間がかかるのかもしれない。続けてきて本当に良かった。

 

また、パートの先輩にも「第1部ではラクさせてもらったよ」と言われて、とてもうれしかった。ピアノもトランペットもものすごく上手な先輩に言われることはとても重みがある。

 

前日までは「明日、楽しみ!お祭りみたいな1日だな」と、とてもはりきっていたのに、

当日の朝は突然の緊張に襲われて、

とても緊張したまま会場に向かいました。

励ましてくれた方、本当にありがとう。

うれしかった。

 

(会場設営が終わったら、緊張も落ち着いたので、きっと初めての「会場設営チーフ」という肩書きに緊張していたのだと思われる)

 

たくさんのたくさんの方々のおかげで

第34回演奏会を終えました。

私が経験した演奏会の中では、

とても思い出に残る回となりました。

 

これからも、たくさんの方と一緒に演奏したい。でもそろそろそんな願いも

叶わないことになってくると思う。

 

だからこそ、毎回の練習や本番の一瞬、一瞬を

楽しんで吹いていこうと思います。

 

トランペットの先輩方みたいに、

いつまでもかっこよく吹きたいなぁ…。

 

本当はいつまでもいつまでも吹いていたい。

 

トランペットを吹いている瞬間だけは、

周りのことを考えずに、

自分のことだけを考えることができるから。

 

そういう意味では、音楽に出会えて、

音楽を続けてこられて本当に良かったと思う。