後編…(前回までのあらすじ)
5歳がCDデッキのコードに切り込みを入れる。最初はごまかそうとするが、切ったことをみとめる。今回はそのあたりからのお話。
私「コードは電気が通っています。ここを切ってしまうと、コードを切った部分が電気が流れ出てしまって、爆発したり、感電して電気がビリビリ!ってしたり、火事になったりします。
この家が火事になったら私も5歳もさようなら、一緒に住んでいる人たちまで命をおとすかもしれません。
5歳はそんなことをしました。やってよかったのでしょうか?」
5歳「よくなかった」
私「うん、そうだね。切ってみたくなったの?」
5歳「切ってみたくなった」
私「じゃあその気持ちが困るから、今度切りたくなったらどうしようか」
5歳「…」
私「切りたくなったら、ママに話しましょう。そうしたら、ママが止めるから。
他のことでも『これ、やりたいけれど、危ないのかな?わからない。』と思うことは一旦、私に話してからにしましょう」
5歳「うん」
私「はい、では、コードを切りたくなりました。どうしますか。」
5歳「切らないようにする」
私「そうそう。他には?」
5歳「ママに相談する」
私「そうそう、やったことがあることはだいたい大丈夫なんだけど、『迷うな』と思ったことは相談してね」
5歳「うん、わかった。」
私「では、コードをパン!とさせてびっくりさせてしまった小2ちゃんにどうする?」
5歳「あやまる。」
私「パパも心配してました。どうすることに決めたかの今のママとのお話をお伝えしてらっしゃい」
5歳「うん」
というお話でした。
あくまで淡々と伝えることがコツです。
(淡々とだけで真剣さが十分伝わります)
今回の話したテーマは
「危険なことの再発防止」なので、
他にも何かしたいことがあれば、相談にくる
というまとめ方で終わりました。
叱る時には、テーマをもち
話の最後にテーマに到着するように
(できれば子ども本人からそのテーマのワードが出てくるとなおよい)
導くことがポイントです。
前編はこちらhttps://ikenagayoshie.hatenablog.com/entry/2021/01/10/164151
「一旦、相談する」という形は汎用性が高いので、
便利です。